事業内容
決済とデジタルの力で地域に新たなビジネスモデルを。
金融の認証機能、決済機能を取り込んだ共同ビジネスプラットフォームの提供を通じて、地域における新たなビジネスモデルの実現に取り組んでいます。
さまざまなサービスを統一されたIDにより提供することで、企業の皆さまのビジネスを支援してまいります。
新たなプラットフォームの可能性
プラットフォームビジネス全盛の今日、世の中にはさまざまなプラットフォームが溢れています。私たちは数あるなかにあって、際立った価値を持つプラットフォームを提供したい、との思いから、金融サービスプラットフォームの構築に取り組んできました。金融機関が持つ最もコアな機能、「認証」と「決済」に注目して、これをプラットフォームに取り込み、分散台帳技術と独自の暗号関連技術、マルチバンク認証技術を組み合わせることで、金融に求められる高いセキュリティと利便性を両立しました。
金融サービスプラットフォームを利用すれば、金融機関が共同でさまざまな金融サービスを展開できるのはもちろん、金融機関以外の企業でも、自社のWebサービスを金融機関のユーザーへ展開できるほか、金融機関の認証機能と決済機能を、自社サービスと簡単に組み合わせて提供することが可能です。
まずは身近なサービスから
私たちは、最初にどんなサービスをプラットフォームに載せるべきかを検討した結果、まずは利便性と費用対効果を実感してもらえる、わかりやすいサービスがよい、と考えました。それが、電子交付サービスです。
現在さまざまな企業でペーパーレスが進められていますが、その中心的役割を果たしているのは電子交付になります。そこで問題となるのが閲覧数ですが、私たちが用意した法人向け電子交付サービスは、地域で高いシェアを持つ銀行を通じて提供することにより、高い閲覧数を期待できます。また、新規帳票の追加やデザイン変更を簡単な設定変更で行えるのも大きな特徴です。
サービスは共同提供になるため、単独で電子交付を導入する場合に比較して、大幅に導入コストを抑えることが可能であり、より多くの金融機関や企業の皆さまに電子交付による費用対効果を実感していただけます。
金融サービスの充実
プラットフォーム上で展開可能な金融サービスとして、口座振替や振込のデータ授受サービスを用意しています。機能としてはインターネットバンキングと重複しますが、ユーザーの費用負担を抑えつつもフロッピーディスクなどの媒体によるデータ授受を何とかしたい、という金融機関のニーズに応えるソリューションとして、金融機関のシステム負担を抑えたサービスを用意しました。
新たなアイデアの実装に向けて
プラットフォームの価値は、他のプラットフォームとの接続によって飛躍的に高まります。金融サービスプラットフォームは、高度な暗号化技術とスマートコントラクトの組み合わせにより、他の分散台帳とのセキュアな連携が可能であり、かつてない新たなスキームを具体化するための基盤として活用いただけます。
金融サービスプラットフォーム
金融サービスプラットフォームは、マルチバンク認証と共同サービススキームが大きな特徴になります。共通ID(法人番号)を活用して、法人向けのサービスを複数の金融機関や企業が共同で構築することで、これまで存在しなかった新たなサービスを提供することが可能です。さらに分散台帳技術と暗号化技術の活用により、相互にデータを開示することなく連携サービスを構築できるのも、本プラットフォームの大きな特徴です。
電子交付サービス
電子交付サービスは、主に法人向け帳票を電子的に交付するサービスです。帳票はWebブラウザでの閲覧のほか、PDFファイルでのダウンロードが可能です。また、新規帳票の追加やデザイン変更が、交付する側の簡単な設定変更で行え、関連するコスト負担を抑えられます。 交付された帳票データはブロックチェーンに格納され、例え交付した側やシステム管理者でも改ざんができないため、証拠能力が他の電子交付サービスより格段に高いのも特徴です。